不動産担保ローンの審査は、申込時の情報や必要書類をもとに、申込者の与信確認や、担保となる不動産の査定を行います。
カードローンなどの無担保ローンは、申し込んだその日に審査、即日融資という場合がほとんどですが、不動産担保ローンでは、なかなかそうはいかないようです。
不動産担保ローンの調査には、早くても1週間ほどかかることが多いと言われてきましたが、最近では、コンピューターを利用した不動産担保評価システムなどを活用してスピーディーに行われていることから、最短で当日や翌日に審査結果がでるところもあるようです。
ノンバンクの不動産担保ローンは審査が早い
銀行などの不動産担保ローンの場合は、不動産鑑定士に依頼して、対象となる不動産の価値を評価します。
ですが、ノンバンクの不動産担保ローンの場合は、鑑定士も数名自社で雇っていることもあります。
特にノンバンクの不動産担保ローン専門店では、自社で鑑定から審査まですべて手がけることで、よりスピーディーな審査を実現しています。
また、不動産担保ローンの専門店ならではの専門性の高い知識やノウハウを兼ね備えていることから、より早く審査結果がわかるようです。
審査に時間がかかるのは何故?
不動産担保ローンは、申し込み後に担保となる不動産の調査をすることになります。
担保となる不動産は、不動産鑑定士に依頼して、不動産の価値を評価します。
不動産担保評価は、書類だけで行われるものではなく、不動産鑑定士が現地に行き、路線価の調査や、標準地価格、近隣の物件の実際の売却価格相場の調査などをして評価額を決定します。
この調査には、早くても3日~1週間ほどかかることが多いため、不動産担保ローンの審査には時間がかかると言われているのです。
また、銀行の不動産担保ローンの場合は、特に審査時間がかかり、1か月程度かかることもあります。
最近では、不動産評価システムなども駆使し、スピーディーに行われていることから、以前よりも審査の時間が早くなっているようです。