マンションを担保にお金を借りる時に、その評価額100%すべて借りられるというわけではありません。
例えば、3,000万の評価のついたマンションであれば、3,000万円×7割=2,100万円位は借りれる計算になります。
実際には、そこから事務手数料や登記に必要な経費などが引かれることになるので、あくまでも目安程度に考えておきましょう。
その時の相場や、そのマンションの需要などや、不動産鑑定士の評価額により違うため、同じマンションでも依頼するところによって借りられる金額が違ってくるのです。
一番高く評価してくれる不動産担保ローン会社はどこ?
担保評価額が高ければ、不動産担保ローン会社も、万が一、返済が滞ったとしても、高い金額で売却できることから、お金を貸してくれる可能性が高くなります。
不動産に対する評価額は、金融機関が算定した時価に、金融機関ごとの掛目を掛けて算出します。
銀行での不動産担保ローンの評価額は50%~60%くらい、ノンバンクの不動産担保ローンで60%~70%くらいと言われており、査定額に数百万円の差がでることもあります。
ノンバンクの不動産担保ローンは、銀行よりも評価額が高いことから、銀行よりも借りやすいと言われています。
一方で、銀行での不動産担保ローンの評価額は、ノンバンクの不動産担保ローンよりも低くなりがちですが、その分、利息が安いというメリットもあります。
築年数が古いマンションでも借りれる?
担保となる不動産は、万一の時に高く売れるかが重要な評価ポイントになります。
そのため、築年数の古い物件は、銀行では評価の対象とはならないことも。
ですが、ノンバンクの不動産担保ローンの場合は、銀行とは違う審査基準で判断してくれます。
築年数の古いマンションでも立地がよく、しっかり管理されている状態であれば、融資してもらえることもありますので、まずは相談してみてください。
住宅ローン返済中のマンションでも借りれる
住宅ローン返済中のマンションであっても、所有不動産の評価額とローンの残高の差額に一定の割合があれば、不動産担保ローンを利用することは可能です。
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住宅ローンが残っていても借りれる不動産担保ローン
住宅ローンが残っていて返済中なのですが、不動産担保ローンは借かりられますか? まだローンが完済していない住宅でも、評価額とローンの残高の差額に一定の割合があれば、不動産担保ローンを ...